睡眠不足と薄毛の関係は,寝不足でハゲる?寝ればAGA改善?!
目次
睡眠不足と薄毛の関係は、寝不足でハゲる?!
「睡眠不足を重ねると、ハゲてしまう?!」
よく寝不足は髪の毛に良くないと言われますが、続けるとハゲの原因になるのでしょうか?
AGA(男性型脱毛症)は脱毛ホルモンの影響ですので
(cf:AGAってそもそも何?!AGAの基礎知識)
睡眠は直接的には関係はありませんが、やはり睡眠不足は髪の毛に大きな影響を及ぼしますので、しっかり睡眠は確保しておきたいところです!
寝ている間に髪の毛が成長する!
睡眠中に人間の身体は「成長ホルモン」が分泌されるのですが、この「成長ホルモン」によって、髪の毛の細胞も活性化し、力強く育っていきます。
眠っている間に髪の毛が育つのですから、睡眠不足によってその時間が削られるということは、髪の毛にとっていいはずはありませんよね。
また睡眠不足により、身体や心には大きなストレスがかかってきます。このストレスも髪の毛には決して良くないものです。
cf:ストレスの影響で男性の薄毛,ハゲ:AGAは進行する?!なぜ?
「睡眠のゴールデンタイム」を確保することが大事
ちなみに先ほどの髪の毛を強く作り上げる源となる「成長ホルモン」。
大量に分泌される時間帯がありまして、睡眠に入ってから3時間の間に最もこの「成長ホルモン」が分泌されると言われております。
この時間帯に髪の毛だけでなく、体全体が成長ホルモンを受け、活性化されるのです。
また、この大事な成長ホルモンの分泌は「副交感神経」の働きによるものですが、「副交感神経」は夜10時~深夜2時」の時間帯の睡眠に最も活発に機能することが分かっております。
また、よく「レム睡眠(浅い睡眠)」、「ノンレム睡眠(深い睡眠)」という単語を耳にすることがありますが、眠り初め3時間の時の深い睡眠:ノンレム睡眠の時に成長ホルモンが多量分泌されます。
(レム睡眠とノンレム睡眠は睡眠中90分周期で繰り返されます。)
ちなみに昼間に睡眠を取った場合でも、ノンレム睡眠を確保することができますが、人間の身体は夜に寝るようにできているため、やはり質のよい睡眠の確保は難しくなっております。
夜の眠り初め3時間、そして夜10時~深夜2時の時間帯にグッスリと質のいい睡眠を確保し、成長ホルモンの恩恵を受け、髪の毛に力を与えていきましょう!
良質な睡眠、成長ホルモンをしっかり確保するために
ではどのようにして良質な睡眠を手に入れれば良いでしょうか?!
太陽の光をしっかり浴び、体内時計をリセットする
人間に備わっている体内時計はそもそも25時間、1日長さよりも1時間長いと言われております。また、昼間の時間に1度眠くなるようにもできているそうです。
ただ、太陽の光をしっかりと浴びることで、体内時計がリセットされます。
さらに体を睡眠に導く「メラトニン」というホルモンがあるのですが、このホルモンは、太陽の光を浴びてから14~16時間後に分泌され、自然と睡眠に導いてくれるそうです。
例えば7時に起き、太陽の光を積極的に浴びた場合、7時+15時間後=22時。
ゴールデンタイムにしっかりと睡眠を確保できる計算となりますね!
眠る1時間前にはリラックス、副交感神経優位の状態をつくる
睡眠中は「副交感神経」が働き、質の高い睡眠、そして成長ホルモンを分泌してくれるのですが、
この副交感神経が上手く働く環境を、睡眠1時間前ぐらいから作り上げていきましょう。
対策といたしましては、よく言われていることですが、
・強い光を浴びない
スマホやパソコンなどを控え、部屋の光を抑え、読書などをしてリラックスして過ごす。
・ゆっくりお風呂につかる
ぬるめのお湯につかり、身体を暖める。
・リラックスをして過ごす
自分がリラックスできる環境で、ゆっくりと過ごす。アロマとかお好きな方は焚いてみるのもいいかもしれませんね。
日中の興奮状態から副交感神経が優位な状態をつくり、グッスリ質の深い睡眠を手に入れましょう。
寝る前には飲食をなるべく避ける
また、寝る前に食事をすると、寝ている間にも消化のために消化器官が働かなくてはならず、身体に負担がかかりますので、なるべく控えましょう。
アルコールなども、寝つきが良くなると考えられますが、実際には全体の眠りの質が悪くなるので、控えた方がよいと考えられます。
現代社会において、良質な睡眠を確保することは難しいですが、抜け毛、薄毛予防、そして自身の健康のためにも、なるべく確保していきたいですね!