AGA:お酒を飲むとハゲ薄毛になる、進行する?!
目次
お酒を飲むことはハゲ薄毛を進行させてしまうのか?!
お酒を飲むことは、髪の毛にとって良くないのでしょうか?!
お酒好きの方にとっては、気になる話題ですよね。
お酒とハゲ、薄毛の関係をまとめてみました!
飲酒とハゲ薄毛の関係:プラス作用編
適度の飲酒であったら、髪の毛にはいい?!
『飲酒=身体に悪い』
というイメージがありますが、適度の飲酒でしたら、血行が良くなるなど、髪の毛にとってはいいという考え方があります。
頭皮への血行が良くなることで、髪の毛を作り出す毛母細胞への栄養も行き渡り、髪にもいい影響があります。
AGA治療の柱の薬となる『ミノキシジル』も、血管を拡張させ血行を良くすることで、発毛を促す効果をもたらします。
※ミノキシジルについてはこちら
『酒は百薬の長』=「適量の酒はどんな良薬よりも健康のためにいいですよ」ということわざもあるぐらいですものね!
飲酒とハゲ薄毛の関係:マイナス作用編
アルコール分解のためにアミノ酸を大量消費
ただし、お酒をたくさん飲んでしまうと身体に害を及ぼすように、髪の毛にも当然影響が出てきます。
まず、アルコールを体内で分解するために肝臓がフル活動となるわけですが、その際にアミノ酸を大量に消費してしまいます。
そしてこのアミノ酸、髪の毛を作り出す大きな材料となるもので、
髪の毛の70~80%はたんぱく質で構成されていて、18種類のアミノ酸から構成される『ケラチン』というたんぱく質を主成分としております。
ただ、お酒を飲みすぎ、アミノ酸を大量消費することで、
本来髪の毛に行くはずの栄養(アミノ酸)も、アルコール分解のために使われてしまい、髪の毛の栄養不足が生じます。
髪の毛を作り上げる重要な栄養素アミノ酸不足に陥る |
アミノ酸系シャンプーが髪の毛にいいように、アミノ酸は髪の毛に欠かせない存在なのです。
多量のビタミンも消費してしまう
アミノ酸と同様に、多量のビタミンもアルコール分解の際に消費することになってしまいます。
さて、このビタミンがキレイなお肌、皮膚を作り上げることに大切なことは有名ですが、キレイな髪の毛を作り上げることにもビタミンは重要な役割を担っています。
・・・というか、髪の毛も身体の要素で分類すると皮膚と同じです!
頭皮に異常が見られた場合、皮膚科に相談に行くように、頭皮や髪の毛は皮膚。
ビタミンはキレイな皮膚や髪の毛を作り上げます。
そのビタミンが大量に失われてしまう・・・。髪の毛にいいはずがありませんよね。
綺麗な髪の毛を作り上げるビタミンも不足してしまう。 |
アセトアルデヒドが脱毛ホルモン(DHT)に影響を
さらに、アルコールを分解した時に発生する『アセトアルデヒド』。この物質は二日酔いの原因になることでも有名ですよね。
実はこの『アセトアルデヒド』、血中に流れると、AGA(男性系脱毛症)の原因となる脱毛ホルモン(DHT)を増やしてしまいます。
つまりAGA進行を促進(ハゲ促進)してしまうということですね・・・。
脱毛ホルモン(DHT)を増やしてしまう |
これは是が非でも避けたい・・・。
お酒を飲みすぎることによりハゲ薄毛を助長する
以上のように、多量の飲酒によってマイナス要素をまとめると
多量の飲酒によるマイナス要素 ・髪の毛の栄養が失われる |
お酒を飲みすぎると身体に悪いように、当然髪の毛にとっても悪いということですね。
ちなみに体調不良に陥ると、まず最初に身体の外側=皮膚に影響が出てくると言います。
身体からしたら、大切な内臓をまず守るため、外側にはかまっていられないということですね。
身体の調子が悪いと、まずニキビや目の下にクマができるのが、そのことを表しています。
そして、当然のことながら、髪の毛や頭皮にも、真っ先に影響が出てくるということです。
お酒を飲むときは、飲み過ぎずに、楽しく適量を飲むことを心がけていきましょう!